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music therapy


私は今、大学院の音楽研究科音楽芸術運営専攻(音楽療法)というコースに在籍しています。
私が通った大学の音楽療法コースでは1,2年の時に主に技法、理論などを学び、
3年生から3領域(教育、医療、福祉)において週1回の実習を行い実践を積んできました。
 そして、3年生で行った経験を基に、4年で3領域から1分野に絞り、卒業論文を書きました。
ちなみに私は、福祉(高齢者)領域を選択しました。
今は、高齢者領域をメインで行い、児童のセッションもお手伝いさせてもらってます。

音楽療法とは・・
私が音楽療法に出会ったのは、高校2年生の時でした。
部活の先生からから音楽療法のことを聞き、とある大学の
オープンキャンパスで音楽療法講座を受けたのがきっかけでした。当時は何をやるのかさっぱり
わからず、巷で流行りの癒し系音楽?音楽を演奏して聴いてもらうのかな?とか思っていました。
確かに音楽療法にはそのような音楽の鑑賞を中心とした「受動的音楽療法」というものがあります。
そして実際に器楽、声楽、即興といった音楽の演奏を用いる「能動的音楽療法」という2種類に
音楽療法は分けることができます。

そもそも音楽療法とはなんなのでしょうか。
この定義は学会、研究者によって異なりますが、一般的に定義されているものをあげてみます。

「音楽療法とは、音楽の持っている様々な心理的、生理的、社会的働きを利用して行われる
治療、リハビリテーション活動、保健活動、教育的活動等を総括的に現したことばであり、
非常に幅広い内容を含んでいる」

              引用文献 松井紀和 音楽療法の手引き 
この定義についての具体例をここに書いてしまうと長くなってしまうので、
いずれ別ページにて書きたいと思います。
そして音楽療法はまだ国家資格には認定されていません。
理由として、この幅広い内容に適応するが故、定義づけが難しく国家資格にまで
結びつかないという事があげられます。

では一体大学で、どのようなことを勉強してきたかといいますと・・。
  各大学によって、授業内容などは異なりますが、私の通った音楽療法コースの必修(および選択)
専門科目としては、
音楽療法基礎論、治療構造論、音楽療法各論T・U、音楽療法技法T・U・V、音楽療法演習T・U
施設実習、臨床心理学、臨床心理学演習、音楽心理学、健康科学、臨床医学総論、 臨床医学各論、
関連医学、社会福祉概論、リトミック研究@・A、身体表現法、ソルフェージュ、和声学、ピアノ、声楽
合唱、器楽、卒業論文などがあります。
これらに加え、選択としてアートマネージメント概論、西洋音楽史、オペラ史、民族音楽学等や
教職課程、そして社会教育主事課程などの講義を受けていたため、 1年生の時は1〜6限まで
びっしり授業があるなど、慌しい生活を送っていました。
ちなみに今は週5日、だいたい1科目のみなので、楽といえば楽なのですが、学校にいる時間より、
通学時間の方が長いという状況です。

卒業論文

大学卒業時に書かなければいけない卒業論文。 本当大変でした。とかいいつつ、提出5日前に
コンサートへ行ってしまいましたがね(笑)
卒論は高齢者の音楽療法セッションにおける姿勢とアイコンタクトの変化について、
実習を通して考え、書きました。

高齢期の身体的問題として、脊柱の弯曲などがあげられます。
脊柱の湾曲により、姿勢が前傾になることで視野は足元に限定されがちになり、他者との交流に
影響を及ぼす可能性があると思います。
 したがって、前傾姿勢が改善されることで視界を広げ、アイコンタクトをとりやすくすることは、
日常生活において他者との交流においても変化が起こると考えられます。
音楽を媒介とした前傾姿勢の改善がアイコンタクト、他者関係にどのような関係があるか、
音楽療法活動が姿勢、アイコンタクト、他者への関係性を促しやすいかをセッションを通し、
考察していきました。
結果として、楽器活動を行う時には、楽器に向かおうと体を起こしたり、セラピストとのやりとり
のなかで、アイコンタクトをとるなどということがありました。
 しかし、どの楽器(例えば叩く楽器か振る楽器か、片手で演奏か、両手使うかなど) だったら
有効なのかなどまでの、分析が出来なかったことが事実あります。
本来なら、このコトについて、掘り下げて研究をしていけばよいのですが、これとは別に、
地域において音楽療法を行うためにはどうすればよいのかとかいうことを考えてます。
そして1月の下旬には修士の中間発表です。あーレジュメ作りが終わらない・・・・。
これが終わったら、春から計画してる、月別に使う曲の仕分けをしたいと思います♪
目指すは曲目、調、背景、歌手など自分で見ても、分かりやすく使えるもの!!
今年のセッションは脱マンネリです♪